最近面接や面談の機会が複数あり、それらに準備するにあたり、どうして自分はセキュリティが好きなのかと考えてみた。そこで一つ浮かび上がったのが、セキュリティが総合格闘技だということ。
コンピュータサイエンスやソフトウェアエンジニアリングはもちろん、暗号について詳しく知りたいなら高度な数学、ソーシャルエンジニアリングに関わることなら心理学、また他にもデザインや行動経済学など、セキュリティで役に立つ分野は幅広い。
自分の好奇心は何かと広く及ぶようであり、実際に上記の分野にそれぞれ興味がある。現状だと広く浅くという器用(ですらない)貧乏になってしまっているのだが、興味の幅が広さも求められるのがセキュリティだと思う。
確か Google Cybersecurity Professional Certificate で言っていたことで、サイバーセキュリティの分野には多様なバックグランドや経験を持つ人がいて、その人達が重宝されていると。幅広い分野の知識が直接的に役立つだけでなく、チームの中で複数の視点を持つことで、より堅牢な対策を建てられるとか。
自分について考えてみると、好奇心で幅広く触れている側面がありつつ、焦りや恐怖心ドリブンで広く手を出している面もある。今は学生として基礎を築き上げたり、集中する部分を探している段階なのでまだこの問題にはそんなに取り組む必要はないと思いつつ、いずれは対処したいと考えている(選択と集中に関してはこの記事がとても参考になりました:https://findy-code.io/engineer-lab/trivy-fukuda)。